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大磯プリンスホテルでEV充電を実体験|屋上のテスラ充電器を訪問レポート

大磯プリンスホテルのEV充電設備を実際に訪問して充電した記録です。屋上駐車デッキのテスラ・ウォールコネクター4基、フロントでの鍵の借り方、車両画面で見た充電データ(196V・32A)まで、写真付きで詳しく紹介します。

大磯プリンスホテルでEV充電を実体験|屋上のテスラ充電器を訪問レポートの内容を表現したEV旅行ガイドのブランド挿絵

大磯プリンスホテルは、相模湾を望む神奈川県大磯町のリゾートホテルです。屋上駐車デッキにテスラ・ウォールコネクターを4基備えています。

この記事では、筆者が2026年7月に自身のテスラ・モデルYで実際に訪問し、充電を試した記録を写真付きで紹介します。

この記事で分かること

  • フロントでの鍵の借り方と充電手順
  • 車両画面で確認した充電データ(196V・32A)
  • 普通充電コンセント併設の確認(テスラ以外のEV向け)
  • 予約前に確認したいポイント

掲載データのうち、公式案内(2018年12月掲載)による情報と、2026年7月の訪問時に確認した内容は分けて記載しています。料金や運用は変わることがあるため、最新の条件はご予約前にホテルへご確認ください。

目次

大磯プリンスホテルのEV充電設備の概要

まず、EV Stay Mapに登録されている大磯プリンスホテルの充電設備データを一覧で確認します。以下の表はEV Stay Mapの掲載データから自動生成しています。

充電タイプテスラ/普通
充電器台数4台
出力3kW / 8kW
充電料金条件付無料
駐車場料金有料
事前予約不可
充電器メーカーPanasonic / テスラモーターズ

充電タイプは「テスラ/普通」で、出力は3kW/8kWの2種類が登録されています。これはテスラ・ウォールコネクター(テスラモーターズ製)に加え、Panasonic製の普通充電コンセントが併設されていることを示します。

訪問時には、各充電スタンドの支柱中段に普通充電用のコンセントボックスが併設されていることを実際に確認しました。

公式案内(2018年12月掲載)が「車載の充電ケーブルを必ず持参」と求めているのは、この普通充電コンセントを使うためと考えられます。したがって、車載の充電ケーブルを持参すればテスラ以外のEVでも充電できると考えられますが、利用可否・操作方法はフロントでご確認ください。

充電料金は「条件付無料」、駐車場料金は有料(1泊1台につき1,000円・税込)です。事前予約は受け付けておらず、先着順での利用となります。

大磯プリンスホテルは東京から車でおよそ1時間、東名高速の大井松田インターチェンジや小田原厚木道路からアクセスしやすい立地です。海沿いのリゾートでありながら都心から日帰り圏内でもあるため、EVでの週末旅行の目的地としても、箱根・伊豆方面へ向かう途中の宿泊地としても使いやすい場所にあります。

大磯プリンスホテル屋上駐車場に並ぶテスラ・ウォールコネクター4基と区画を示すコーン
屋上駐車デッキに設置された4基のテスラ・ウォールコネクター。高台にあり、大磯の街並みを見渡せます。コーンでEV充電区画が示されています。

充電スタンドは屋上の駐車デッキにあり、大磯の街並みを見渡せる高台に位置します。テスラ専用区画はコーンと番号で示されており、訪問時は4基のウォールコネクターが並んでいました。

実際の充電手順|フロントで鍵を借りる

大磯プリンスホテルの充電は、フロントで鍵を借りてから始めるのが特徴です。ここでは、まずホテル公式のEV充電スタンド案内(2018年12月掲載)に記載されている手順を整理し、そのうえで2026年7月の訪問時に確認した実際の流れを紹介します。公式案内は掲載から時間が経っているため、実際の運用と細部が異なる可能性がありますが、基本の流れは訪問時もほぼ同じでした。

公式案内(2018年12月掲載)の内容

  • 充電スタンドの設置台数は4台
  • ホテルフロントで充電施設のキーを渡す
  • 利用時間は最大7時間
  • 予約は受け付けず、先着順での利用
  • 車載の充電ケーブルを必ず持参すること

2026年7月の訪問時に確認した流れ

訪問時は、次の手順で充電できました。

1. フロントで充電を申し込み、「電気自動車③」と刻印されたアクリルキーホルダー付きの鍵を借りる

2. 屋上駐車デッキのテスラ専用区画にEVを停める

3. 借りた鍵で充電スタンドの南京錠付きボックスを解錠する

4. ボックス内のコネクターを取り出して車両に接続し、充電を開始する

「電気自動車③ Oiso Prince Hotel」と刻印されたアクリル製キーホルダーと南京錠の鍵
フロントで借りる「電気自動車③」のアクリルキーホルダー。充電ボックスの南京錠を解錠するための鍵が付いています。

鍵にはスタンド番号(訪問時は③)が付いており、対応する充電ボックスの南京錠を開けられます。

南京錠付きボックスを開けて取り出したテスラの充電コネクター
施錠されたボックスを解錠すると、テスラの充電コネクターが収められています。利用時はフロントで借りた鍵で開けます。

ボックスを開けると、テスラのコネクターが収められています。訪問時の屋上スタンドはケーブル一体型のテスラ・ウォールコネクターでした。一方、公式案内では「車載の充電ケーブルを必ず持参」と記載されているため、併設のPanasonic製普通充電コンセントを利用する場合などに備え、自車のケーブルも用意しておくと安心です。

テスラ・ウォールコネクターの充電ヘッド(3番)とTESLA専用駐車の案内板
3番スタンドのテスラ・ウォールコネクター。ホルスターにヘッドが収まり、TESLA専用駐車の赤い案内板が添えられています。支柱中段には普通充電用のコンセントボックスも併設されています。

各スタンドには「TESLA専用駐車」の案内板が添えられていました。あわせて、ウォールコネクターと同じ支柱には普通充電用のコンセントボックスが併設されているのを訪問時に確認しました。

テスラ以外のEVは、車載の充電ケーブルを持参すればこのコンセントで充電できると考えられます。ただし実際に他社EVで充電を試したわけではなく、コンセント自体が施錠されている可能性もあるため、利用可否・操作方法はフロントでご確認ください。

充電スタンド支柱に併設された普通充電用コンセントボックス
充電スタンドの支柱中段に取り付けられた普通充電用のコンセントボックス。訪問時に現物を確認しました。車載の充電ケーブルを持参すればテスラ以外のEVも充電できると考えられますが、利用可否・操作方法はフロントでご確認ください。

筆者はまず車でホテル玄関に乗り付け、フロントで充電を申し込んで鍵を借りてから、そのまま車で充電区画へ移動しました。フロントから充電区画までは平坦な道のりで、エレベーターを使う必要はありませんでした。

初めて利用する際は、フロントで鍵を借りるときに区画の場所も一緒に確認しておくと迷いません。鍵とスタンドの番号が対応しているので、借りた番号のスタンドを目指せば大丈夫です。

テスラ以外のEVで訪れる場合は、テスラ・ウォールコネクターではなく併設のPanasonic製普通充電コンセントを利用する形が基本になります。この場合は車載の充電ケーブルが必要になるため、公式案内のとおりケーブルを忘れずに持参してください。利用したいコンセントの形状や出力が自車に合うかは、予約時にホテルへ確認しておくと当日スムーズです。

車両画面で見た充電データ

充電中、筆者のテスラ・モデルYの車両画面には次の値が表示されていました。いずれも実験機材で測定した実測出力ではなく、車両画面に表示されていた値である点にご注意ください。

項目 車両画面の表示値
電圧 196V
電流 32A
充電速度(航続回復) 42km/h
充電上限の設定 100%
満充電までの残り時間 約1時間50分(航続357km時点)

表示されていた電圧196Vと電流32Aから概算すると、充電出力はおよそ6.3kW(196V×32A≒6.27kW)になります。これはあくまで概算値です。

設備の登録出力は最大8kWですが、テスラの自宅充電に関する公式サポート情報では、モデルY(RWD)のウォールコネクター充電を32Aと案内しています。つまり車両側の設定で電流が32Aに収まっていた可能性が高く、表示値が概算6.3kWだったことは、設備が本来の性能を発揮していないという意味ではありません。車種や車両側の設定によって、実際の充電電流は変わります。

テスラ車の充電画面。航続357km、42km/h、32A、196Vで普通充電中の表示
充電中の車両画面。航続可能距離357km、航続回復42km/h、32A・196Vで充電が進んでいる様子です。

充電上限を100%に設定した状態で、航続357km時点から満充電まで残り約1時間50分の表示でした。航続回復42km/hというペースは、普通充電としては一般的な速さです。

仮に到着時のバッテリー残量が半分程度でも、チェックインからチェックアウトまで接続しておけば、翌朝には満充電近くまで回復できる計算になります。急速充電のように短時間で一気に充電するのではなく、滞在時間を使ってゆっくり充電するのがホテル普通充電の使い方です。

屋上のテスラ充電区画に停めたグレーのテスラ・モデルYと奥に並ぶウォールコネクター
高台にあり、大磯の街並みを見渡せる屋上駐車デッキのテスラ専用区画に停めたモデルY。奥にウォールコネクターが並びます(ナンバープレートは加工済み)。

なお、街なかの多くの充電サービスではケーブルを接続している間は満充電後も時間で課金が続くため、充電完了後は早めにケーブルを外すのがコストを抑えるコツです。一方、大磯プリンスホテルの充電は条件付無料のため、宿泊者はコストを気にせず一晩接続しておけます。就寝前に接続しておけば、翌朝の出発時には十分な航続距離が確保できているという安心感があります。

充電速度は車種や車両側の設定によって変わります。たとえば同じスタンドでも、車両側でより大きな電流を受け入れられる車であれば、表示される出力や航続回復のペースは変わってきます。今回の値はあくまで筆者のモデルYでの一例として参考にしてください。

充電以外の見どころ|相模湾と大磯ロングビーチ

大磯プリンスホテルは、充電のためだけでなく滞在そのものを楽しめるリゾートです。ロビーやラウンジからは相模湾を一望でき、EVの充電が進む間、海を眺めながらゆっくり過ごせます。

木調のソファやシャンデリアが並ぶ落ち着いた雰囲気で、大きな窓の外にはプールと海が広がります。充電を始めてしまえば、あとは車に戻る必要がないので、こうした共用スペースで景色を楽しみながら過ごせるのがEV滞在の快適なところです。

大磯プリンスホテルの海を望むラウンジ。大きな窓の外にプールと相模湾が広がる
オーシャンビューのラウンジ。大きな窓の向こうに大磯ロングビーチのプールと相模湾が見えます。

夏季に営業する大磯ロングビーチは、飛び込み台のある大プールで知られるレジャースポットです。ホテルに隣接しており、宿泊とあわせて楽しめます。

大磯ロングビーチのプールと飛び込み台を上階から望む眺め
ホテルに隣接する大磯ロングビーチの大プールと飛び込み台。青いパラソルが並ぶリゾートらしい眺めです(手前の人物はぼかし処理済み)。

屋上の充電スタンドは高台にあり、大磯の街並みを見渡せる開放的な場所です。EVの充電は「停めている間に済ませる」のが基本なので、チェックイン後すぐに充電を始めておき、あとは館内やプール、周辺の散策を楽しむという時間の使い方ができます。

ひとつ注意したいのは、掲載データの備考にあるとおり、大磯ロングビーチの営業期間中は充電設備が宿泊者専用の運用になる点です。夏季は日帰り利用の可否が変わる可能性があるため、日帰りでの充電利用を考えている場合は、営業期間や運用条件を事前にホテルへ確認しておくと確実です。

予約前に確認したいこと

EVで訪れるなら、充電まわりの条件は予約前に把握しておくと当日あわてずに済みます。実際に訪問して分かった、チェックしておきたいポイントを整理します。

  • 充電器は先着順(事前予約は不可):掲載データでも公式案内でも予約は受け付けていません。確実に充電したい場合は、チェックインの時間帯やスタンドの空き状況に余裕を持たせておくと安心です。
  • 利用にはフロントでの申し込みが必要:掲載データの連絡先区分は「必要」です。到着したらまずフロントで充電を申し込み、鍵を借ります。
  • 充電料金は条件付無料:公式案内では、宿泊者は無料、日帰り利用の場合は館内で2,000円以上利用すると無料、2,000円未満の場合は1回2,000円と案内されています。公式案内では利用時間は最大7時間とされています。訪問時のフロント確認:2026年7月の宿泊時にフロントで確認したところ、「充電を希望する方が混み合っていなければ、そのまま接続したままで問題ない」とのことでした(混雑状況により異なる可能性があります)。最新の条件はホテルにご確認ください。
  • 駐車場料金は有料:1泊1台につき1,000円(税込)です。充電料金とは別にかかります。
  • ケーブルの持参:屋上のテスラ・ウォールコネクターはケーブル一体型でしたが、公式案内は車載ケーブルの持参を求めています。併設の普通充電コンセントを使う可能性も考え、自車のケーブルを用意しておくと安心です。

充電無料や条件付無料のホテルをまとめて探したい場合は、充電無料のホテル一覧も参考になります。

まとめると、大磯プリンスホテルは「先着順・フロント申し込み・条件付無料」という運用を押さえておけば、EVでも安心して滞在できるリゾートです。屋上のテスラ・ウォールコネクターは、テスラオーナーにとって特にありがたい設備でした。到着後は早めにフロントで申し込み、鍵を借りて充電を始めておくのがおすすめの流れです。

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大磯プリンスホテルはプリンスホテルズ&リゾーツ系の施設です。系列全体のEV充電事情は施設ごとに料金や出力が大きく異なるため、プリンスホテルのEV充電まとめで比較でき、対応施設の一覧はプリンスホテルの一覧から探せます。大磯のようにテスラ充電器を備えた施設は系列内でも貴重で、テスラオーナーにとっては目的地として選ぶ価値があります。

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